新生活ブルーのあなたに届けたい言葉
「コミュニケーションが苦手で人づきあいがうまくいかない」
「専門性が身につくか心配」「今の自分を変えたい」働いていたらいろいろな悩みや不安があるもの。
LIFULLは、あらゆる人が年齢や性別、国籍などの属性に関係なく活躍できるよう
あなたの「働き方」の悩みや不安が少しでも軽くなったり、今の自分を大切にできたり、
これからのヒントになるような言葉やストーリーを選びました。
いま華やかに活躍するあの人たちも、同じように悩み、考え、行動した。
その体験や経験を参考にあなたらしく働けますように。
「みんなみたいに仕事ができない……」と焦っていたら
苦手にも2種類ある。
(中略)一つは自分が苦手意識を持っていて、まわりからの評価も得られないこと。もう一つは自分が得意だと思っていても、まわりから評価されないこと。
後者の場合、評価のギャップが『個人の努力不足』と捉えられて、『克服すべき』だと言われやすい。でもいくら努力を重ねたとしても、自分もまわりもハッピーな結果にならないことが多いんです。無理に『苦手』を克服しようとするより、自分の『得意』を存分に生かせる環境を見つけた方が、楽しく生きられるんじゃないでしょうか。
最初はまったく分からない仕事でも、ゼロから勉強することで、徐々にそのスキルが身についていくんです。スキルアップするための試練は定期的にやってくるし、それが専門性に結びついていくこともあると思いますよ。
何事もがんばりすぎてしまうのではなく、自分が楽しいと思うことが一番自分にとってもうまくできることだし、結果的に人のためにもなることじゃないかと僕は思います。だから、自分が楽しくやれているかどうか、なんかつまんないなって感じてないかを意識して、まずは自分を楽しませるということを第一に考えるといいんじゃないかなと思います。
諦めないで続ければ大丈夫。何に挑戦するにも、大切なのは少しずつやることですね。無理して100回やろうとしても、やりたくない時もありますでしょ。そういう時に無理するともう嫌だ、やめようってなっちゃう。それが一番良くないんですよ。
「人づきあいが苦手」「うまく話せない」と悩んでいたら
人間関係で苦労する人は、相手に期待しすぎていると思うんです。
期待するから見返りがないと腹が立つわけですよ。だからこそ自分からは求めすぎず、その時々で様子を見ながら適度な距離を置いて付き合うことが、しがらみのない関係づくりにもつながると思います。
早く馴染めることだけが「よし」ではないのかなって思っています。「サクちゃん聞いて」の雑談のなかで話を聞いていると、馴染むのが上手だった人も、それはそれで悩んでいるんですよ。馴染めない側からすると、「いいな」と思うような子も、実は頑張って合わせているだけなこともある。周囲に合わせすぎて自分の気持ちや考えがわからなくなってしまい「本当はしんどい」って言っていたりして、「お互い大変だよね」って思います。
コミュニケーションは、“自己表現”の場じゃない。それに気付いたら、楽になった。相手に興味を持つことが、コミュニケーションの第一歩。(中略)
コミュ障のままでも、“武器”を持てばコミュニケーションは格段に取りやすくなる。(中略)突っ込みどころがある人って、まわりの人から話しかけられやすいんです。自己紹介では“能力”と“弱点”を伝えることで、そのあとのコミュニケーションが一気に取りやすくなります。
一番大切なのは『よくきく』ことです。話すのも難しいのですが、聞くこともすごく難しいんです。相手の話をじっと『聴く』ということも大事なのですが、さらに相手が何を言おうとしているのか、どうしてそう思うのかについても『訊く』。
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「しなきゃ、なんてない。」をコンセプトに、読んだらちょっと元気になる多様な人の自分らしく生きるヒントやとらわれがちな既成概念にひもづく社会課題ワードなどを発信しています。